転職して良かったこと7選|20代で転職したわたしが気づいた「働くことの意味」

転職して半年後、はじめて「月曜日が楽しみ」になりました転職してから半年が経ったある日曜日の夜、ふと気づいたことがありました。

「あれ、明日会社に行くのが嫌じゃない」

前職のときは、日曜日の夜になると決まって気持ちが沈んでいました。お風呂に入りながら「明日また行かないといけない」とため息をついていました。それが当たり前になっていたので、月曜日が楽しみという感覚がどういうものか、すっかり忘れていました。

転職してよかったことは、たくさんあります。給料が上がったとか、残業が減ったとか、わかりやすい変化もありました。でも一番大きかったのは、そういった目に見える変化ではなく、「自分の気持ち」が変わったことでした。この記事では、転職してリアルに感じた「良かったこと」を7つ、体験談とともにお伝えします。転職を迷っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

良かったこと① 日曜日の夜が怖くなくなりました

「サザエさん症候群」から解放された話

前職のときは、日曜日の夜になると決まって憂うつな気持ちになっていました。いわゆる「サザエさん症候群」というやつです。金曜日の夜は解放感があるのに、土曜日の夜からじわじわと「明後日から仕事だ」という感覚が押し寄せてきて、日曜日の夜には食欲も落ちて、早く寝ようとしても眠れない。そんな週末を何十回と過ごしました。

転職してからは、その感覚がほぼなくなりました。もちろん仕事で疲れることもありますし、月曜日が「待ち遠しい!」というほどでもありません。でも「月曜日が来るのが怖い」という感覚がなくなっただけで、週末の過ごし方がまったく変わりました。土日に思いっきり遊べるようになりましたし、趣味に時間を使えるようになりました。「仕事のことを休日に考えなくていい」というのが、こんなに気持ちいいことだとは思っていませんでした。

良かったこと② 自己肯定感が戻ってきました

毎日怒られ続けた1年間で失ったもの
前職では、上司から毎日のように否定的な言葉を浴びていました。「なんでこんなこともできないんだ」「お前は本当に使えない」「もう少し頭使って仕事しろ」最初は「自分がダメだから言われるんだ」と思って、もっと頑張ろうとしていました。でも1年間言われ続けると、本当に「自分はダメな人間なんだ」と思えてきます。新しいことに挑戦する気力もなくなり、会議で発言することも怖くなっていました。

転職先に入って驚いたのは、上司が「これ面白いね」「いい視点だね」と言ってくれることでした。最初は「社交辞令かな」と思って素直に受け取れなかったほどです。でも褒められることが続くうちに、少しずつ「自分にも貢献できることがあるんだ」という感覚が戻ってきました。前職で失っていた自己肯定感が、少しずつ回復していくのを実感しました。

良かったこと③ 「普通の職場」を知ることができました

前職が「普通じゃなかった」と気づいた瞬間
転職して最初に驚いたのは、職場の「普通」がこんなに違うのかということでした。
前職では当然だと思っていたことが、転職先では「えっ、そんなことするんですか?」と驚かれることがいくつもありました。たとえば、有給を申請したとき。前職では申請するだけで上司の表情が曇り、「この時期に?」と言われていました。転職先で初めて有給を申請したとき、上司はただ「わかりました、ゆっくり休んでください」とだけ言いました。それだけのことなのに、なぜか泣きそうになりました。

また、定時で帰ることに対する感覚も全然違いました。前職では定時に帰ることはほぼ「禁止」に近い雰囲気でしたが、転職先では「仕事が終わったなら帰っていいよ」が当たり前でした。「こういう職場もあるんだ」という発見が、転職して一番大きかった気づきのひとつです。

良かったこと④ 年収が上がりました

転職で年収が約60万円アップした話
転職する前は、「第二新卒だし、年収は下がるかもしれない」と思っていました。でも実際には、転職先の提示年収は前職より約60万円高かったです。前職では「若いうちは給料が低くて当然」という文化があり、給与交渉をする雰囲気もありませんでした。転職活動中に複数の企業の求人を比較することで、「自分のスキルや経験に対して、前職の給与は相場より低かった」ということを知りました。

転職後に年収が上がったことは、金銭的な余裕だけでなく「自分の市場価値を正当に評価してもらえた」という気持ちの満足感にもつながりました。もちろん転職で年収が上がるかどうかは人によって異なりますが、転職活動で複数の企業の条件を比較するだけでも、「自分の市場価値」を知ることができます。それ自体が大きな収穫だと感じています。

良かったこと⑤ 「キャリアの選択肢」が広がりました

1社にいるだけでは見えなかった世界
前職にずっといたら、「この仕事しかない」という視野の狭さが続いていたと思います。転職活動をしたことで、さまざまな業種・職種・会社の働き方を知ることができました。「こんな仕事があるんだ」「この業界はこんな文化なんだ」という発見が積み重なり、キャリアに対する視野がぐっと広がりました。

転職先でも、前職とは異なる仕事のやり方や考え方に触れることで、「同じ仕事でもアプローチが全然違う」ということを学びました。複数の環境を経験することで、物事を多角的に見る力がついてきたと感じています。

良かったこと⑥ 「自分の軸」がはっきりしました

転職活動は「自己理解」の場でもありました
転職活動を通じて、自分がどんな環境で力を発揮できるか、何を大切にして働きたいかが、以前よりずっとはっきりしました。前職にいたときは「仕事ってこういうものだ」と思っていたので、自分が何を求めているかを考えたことがありませんでした。でも転職活動で「なぜ辞めたいのか」「次はどんな環境で働きたいのか」を言語化するプロセスが、自分自身を深く理解するきっかけになりました。

「チームで協力して仕事を進める環境が好き」「成果を正当に評価してもらえる仕組みが大切」「お客様に直接価値を届けられる仕事にやりがいを感じる」こういった自分の軸が明確になったことで、仕事の選択や日々の判断に迷いが少なくなりました。

良かったこと⑦ 「転職できた」という自信がつきました

「ここしかない」という呪縛から解放されました
転職前は、「今の会社を辞めたら終わりだ」という感覚が心のどこかにありました。
「第二新卒で転職なんてできるんだろうか」「短期離職だと相手にしてもらえないんじゃないか」という不安が、行動することへの足かせになっていました。

でも実際に転職活動をしてみて、「ちゃんと転職できた」という事実が、大きな自信になりました。
「自分には選択肢がある」「ここが嫌なら他の会社に行ける」という感覚は、今の職場での働き方にもいい影響を与えています。「しがみつかないといけない」という感覚がなくなったことで、仕事に対してフラットに向き合えるようになりました。

転職して「正直しんどかったこと」も書いておきます

良かったことばかりお伝えしましたが、転職後に苦労したことも正直にお伝えします。

新しい環境に慣れるまでが大変でした
転職先では、人間関係も仕事の進め方もゼロから構築し直しです。最初の2〜3ヶ月は「また1年目に戻ったみたい」という感覚で、できないことの多さに落ち込むこともありました。

「前職のやり方」を引きずってしまいました
前職でのやり方や価値観が染み付いていて、転職先で「それはうちのやり方と違う」と言われることが何度かありました。新しい環境に適応するには、意識的に「前職の常識をいったんリセットする」作業が必要でした。

転職直後は収入が一時的に不安定になりました
ボーナスのタイミングなどによっては、転職直後の1年は年収が前職より低くなることもあります。わたしの場合も、月給は上がりましたが最初の年のボーナスは満額もらえず、年収ベースでは思ったほど増えなかった時期がありました。

まとめ|転職は、人生を変える選択肢のひとつです

転職して良かったことを7つお伝えしました。一番大きかったのは、目に見える変化よりも「気持ちの変化」でした。日曜日の夜が怖くなくなったこと、自己肯定感が戻ってきたこと、自分の軸がはっきりしたこと。これらは転職する前には想像していなかった変化です。

転職はリスクがゼロではありません。新しい環境に慣れる苦労もありますし、うまくいかないこともあります。でも「今の環境を変えたい」という気持ちが本物なら、その一歩を踏み出すだけの価値は十分にあると思っています。あなたの「転職したい」という気持ちは、もっと良い働き方を求めているサインかもしれません。